洋書の選び方のポイント
洋書を選ぶ際に、よくしてしまう失敗例として、日本の書籍のように自分の年齢にあった内容の本を選んでしまうということがあります。
初めての洋書で大人向けの小説や、日本語でも難しい内容の本を選んでしまうと、殆ど読み切ることはできないでしょう。多読の挫折につながってしまいます。
洋書を使って多読をする際は、まず大前提として、簡単なレベルから、辞書を使わずに読み、それを続ける事で徐々に難易度を上げていくというものなのです。
そこで選び方のポイントとして、
・1冊の中の文字数が少ないもの。
・1冊のページ数が少ないもの。
・英文を確認して、自分には簡単すぎると思えるもの。
が一番おすすめの選び方です。
その中で、以下のポイントもおすすめです。
・自分の興味があるもの。
・ストーリーを既に知っているもの。
これらは、多少文字数が多かったり、ページ数があったとしても、読みやすく感じると思います。
しかし、読むことにストレスを感じる、難しいと感じるのなら、レベルが合っていないのかもしれませんので、もっと易しい洋書を選ぶと良いでしょう。
私のおすすめは児童書です。児童書と言っても、大人も十分に楽しめるものがたくさんあります。児童書も難しいものから易しいものまでありますので、はじめは自分にとって簡単すぎると思われるものから読み進めると、良いでしょう。
幼児が読むレベルの本もおすすめです。幼児と言っても侮るなかれ、「こんな表現方法があるのか」など、発見できるものも多いです。
多読を体系的に取り組んでいきたい場合は、
Graded Readers が良いでしょう。
英語学習者向けにに作られた洋書です。レベルごとに使われている単語や英文の長さ、文法など
に一定の制限があり、英語も、基本から徐々にレベルが上がるようになっ
ています。
Oxford Reading Tree もシリーズ全体として物語となっているので読んでいて楽しめるでしょう。
イギリスの小学校で教科書や副読本として使われている定番の絵本でシリーズ化されています。
これらの作品も当ブログで紹介していきます。
先ずは英文に慣れること、洋書を読む楽しさを知るところから始めてみましょう!